あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
みなさま、お正月いかがおすごしでしたか?
僕は大晦日、元日の2日間、すごくゆっくりしてました。
ゴロゴロして、何にも考えないで。
たまにはこういうのもいい感じ。
女性起業家のためのWebマーケター、榎本雅章です。
で、年末に、
拝啓、小さなビジネスの経営者様。「あなたにとってビジネスとは何か?」改めて考えてみませんか?
っていう記事で、「あなたのビジネスを通じてあなた自身もお客さんも幸せになるのが大事だよ」ってことを書いたんですが。
ある経営者さんと飲んでたとき、
- あの記事でいいたいことはわかるんだよね。
- 特に「お客さんのため」ってやつはその通りだと思うのよ。
- でも「自分のため」はよく分かんない、そんなのこれまで落ち着いて考えたことないし。具体的にどうやるのよ?その辺が知りたい。
というハナシが出たんです。
で、実際にその場で一緒に「その経営者さん自身がビジネスに求めること」をハッキリさせてみたところ。
その経営者さんがすげー興奮して、目をキラキラさせながら語ってくれたんです。
「なるほどね。
これまではビジネスを「売上」っていうお金の尺度だけで考えてたかも。
だから、売上上がるとうれしいけど、減るとすごく落ち込んだりしてた。
でも、お金じゃないところでもモチベーションが上がるようになったら、確かに売上減ったとしても今までほど気分が落ち込まなくてもすみそう。」
そんな姿を見てると、僕もすごくうれしくなったんですよね。
と同時に、きっとこういう経営者さんは他にもいるだろう、とも思ったわけです。
目次
というわけで
今日は僕の理想「三方よし」の一つ、「売り手(自分)が幸せになる」ために必要な
- 自分は仕事でどんなときに「ワクワク」するの?
- 自分にとって理想の仕事環境って何?
をハッキリさせるための具体的な方法をお伝えしたいと思います。
この辺がハッキリすると、小さなビジネスで生命線になるモチベーションの維持がしやすくなります。
結果として、心の余裕が持ちやすくなり、アイデアがひらめきやすくなる。
そうすると、「お客さま」にとっての最高のサービスも提供しやすくなるので、お金の面も安定する、といういい流れができてくると思います。
ワクワクして仕事したいけど、まだ「ビジネスでどんなときに自分が幸せを感じるのか落ち着いて考えたことがない」
そんなあなたは、ぜひ試してみてくださいね!
ステップ1.最初の一歩は記録から
これからお伝えするのは、少し時間がかかるけど、一人でもできるやり方です。
というのも、先ほどの経営者さんの場合は榎本が一緒にやったんですが、一人でやんないといけない場合が多いでしょうから。
ただ、難しいことは何もなくて、すごく簡単です。
あなたがやるべき最初の一歩は、
- 仕事で楽しいと思ったことがあれば、書いてみる
- 仕事でつらいと思ったことがあれば、書いてみる
それだけ。メモるだけ。
自分が後でみてわかれば、どんな書き方でもいいです。
とにかく気づいたら、書け!書くのだ!
ステップ2.1ヶ月続けてみましょう
結構メモがたまってくると思います。
そうしたら、そのメモを
- 気持ち面でうれしかった/つらかったこと
- 環境面でうれしかった/つらかったこと
で分けてみるんです。
例えば、気持ち面でいうと
”営業してて、XXって言ったら相手が満面の笑みで「ありがとう」って言ってくれてうれしかった”
とか
”仕事で同じようなミスを繰り返してなんか無性にイラついた”
とか。
環境面でいうと、
”残業しまくりで遅くなって、家族でごはん食べられなかった”
とか
”仕事場まで遠すぎじゃね?”
とか。
実際に分けてみるとわかるんですが、気持ち面で、楽しいと思うパターンに共通することがあるハズ。
同じように、つらいと思うことにも共通するパターンがあるハズ。
例えば、気持ち面でいうと
”満面の笑みで「ありがとう」って言ってくれてうれしかった”
みたいなのが多ければ、
自分は「感謝される」ことに喜びを覚えるんだ!
とか。
環境面でいうと、
”残業しまくりで遅くなって・・・”
みたいなのが多ければ、
自分は「仕事時間」の制約を解決する必要があるんだ
とか。
これをやると、自分自身が仕事を通じて何を大事にしているのか(仕事に対する価値観)、どんな環境を望んでいるのか(理想の仕事環境)、すごく具体的に分かるハズです。
ちなみに
僕の場合、このメモを「ノウハウメモ」と名付けて教室経営に関わった当初から続けています。
もう、数千のメモがたまっていますが、僕の仕事に対する価値観や理想の環境はこんな感じです。
- 仕事を通じて自分自身が成長してると実感したい
- 相思相愛のお客様とお付き合いして、感謝し感謝される関係を作りたい
- 仕事はワクワクしながらするものだ。そうじゃないと本当にもったいない。
- 仕事は仕組みづくりがすごく大切だ。
・・・
- 子どもとしっかり関わるために、家から近いところで働く
- 教室や協会、コンサルの3つの仕事をきちんと回した上で、
- 土日は子どもと遊ぶ時間を余裕をもって取れるような仕事時間で働く
・・・
時々見直して、仕事の環境がぶれていないかチェックしたりしています。
で、ここまできたら、「売り手(自分)が幸せになる」ために必要な「幸せ」の定義
つまり、
- 自分は仕事でどんなときに「ワクワクする」の?
- 自分にとって理想の仕事環境って何?
がハッキリするわけです。
それだけではもったいないので、ハッキリさせた価値観と仕事環境を実際のあなたの経営に生かすためのお話もしておきますね。
その次は、価値観と仕事環境を満たすような仕組みをあなたのビジネスへ取り入れてみるんです
例えば、僕の場合
・ 仕事を通じて自分自身が成長してると実感したい
ので、ノウハウメモの数を”経験値”に見立てて、「100ポイントで次のレベル!」みたいなRPGっぽいルールを作ってます。
「だから何」って感じですが、毎日メモを作りつつ「あと少しで次のレベル!」みたいに自分の成長を実感できるようにしてるんです。
ちなみに、今はレベル38。
ドラクエⅠだったら無敵だ(笑)
ただし、無理は禁物。
まずはできる範囲からで。
注意すべきは、仕事の価値観と理想の仕事環境を最初から全部達成しようとするのは難しいっていうこと。
というのも、ビジネスはあくまでビジネス。
ゴーイングコンサーンと言われるように、ビジネスとして継続していけるだけのお金を稼ぐことは必須だから。
その上で、価値観か環境か、どちらを重視するのか、といった優先順位をつけて仕組み化していくのが現実的だと思います。
で、この一連の仕組みを続けていくと、自分自身がビジネスをどんな風にとらえているのか、どんどんハッキリしてくるわけ
そうすると何が起こるかというと、あなたがビジネスを進めていくときの判断基準がすごく明確になっていくんです。
例えば、僕の場合、数千のノウハウメモを作っていろんな仕組み化をした結果、
・ 小さなビジネスの経営者は「毎日すげーワクワクする!」と心から実感しつつ仕事をしたい
・ そのために、相思相愛の顧客と付き合った上で、売上を安定・継続してゲットする仕組みが必要だ
みたいな判断軸を持つようになったわけです。
この判断軸ができてくると、経営判断が異常なほど早くなります。
さらに、何かをやろうと思ったらすぐに動けるようになります。
自分として筋の通った経営ができるので迷いがなくなり、気持ち的にも本当にラクに、楽しく仕事ができるようになるんです。
というわけで、ぜひ試してみてください
手間はかかるかもしれませんが、それをはるかに上回るリターンが返ってくるとおもいますよ。
もし「それでもよくわからない」とか「一緒にやってくれよ!」っていう方がいらっしゃったら、ご連絡ください。
今日はこんな感じ。
それではまた!