「これまでブログで集客しようと一人でコツコツやってきた。
が、ブログを書いても書いても、なかなか集客や売上アップに結びつかない。
でも、ここまで頑張ったんだ!
絶対ブログを使って集客をして、結果を出したい!報われたい!」
そんな、小さなビジネスの女性経営者のあなたへ。その気持ち、本当によくわかります。
女性起業家のためのWebマーケター、榎本です。
今日はそんなあなたへ、ブログで集客して売上を上げるための全体像をまとめてみました。
まずはブログ集客の全体像を知ることが、ブログ集客の第一歩です。
ブログの役割を集客の全体像と合わせて意識することで、あなたのブログ運営をグレードアップさせてみましょう!
それではどうぞ。
目次
ブログで集客して売上を上げる
ブログで集客して、売上を上げる方法は、実はいくつかあります。
例えば、他の人が作った商品をあなたのブログで売る。アフィリエイトとか。
この場合、あなたはブログなんかを作って、そこに広告を載せることで収入を得ることになります。
もう一つが、あなたの商品をあなたのブログで売る。
おそらく、いまこの記事を読んでいるあなたはこっちのパターンだと思います。
そこで、この記事では、あなたの商品がほしい人をあなたのブログで集客して、売上を上げるための全体像をお伝えしようと思います。
ブログ集客の全体像を把握するには「お客さんの行動」を意識する必要がある
はい、質問です。
「あなたのサービスを買いたいと思うのは誰?」
「あなたのサービスに実際にお金をだすのは誰?」
「あなたのサービスを使って満足するのは誰?」
答えは、すべて「あなたのお客さん」
そうなんです。
実は、ブログを使って集客して売上を上げる、っていうのは、
その一連の流れを、ブログをメインの集客媒体としてスムーズに流す仕組みを作って集客して、売上につなげること
なんです。
ブログで集客っていっても、結局はお客さんがあなたのサービスを買うための実現手段の一つ。
だから、すべてはお客さんの行動が基礎になるわけ。
まずは、ここを押さえる必要があります。
基礎になるお客さんの行動はこんな感じ
で、いろんなパターンはあるけれども、ブログ集客になじみやすいお客さんの行動パターンにこんなのがあります。
1.問題認識
お客さんの第一歩は、自分にとって何か困った問題があるってことを知ることから始まります。
現状に満足してたら、お金払ってサービス買って現状を変える必要ないからね。
例えば、
榎本には、もう何年かすると中学受験の時期になる学生の子どもがいるんです。
で、つい最近、友達のママから、「ウチは中学受験するんだよね」なんていう話を聞いたりしました。
そんな話を聞くと、これまで中学受験に興味はなかったけど、親としては、少し気になったりします。
これは「中学受験って、うちの子にさせるべきなの?」という子どもの将来に関わる問題を認識した状態、と言えます。
2.解決策の調査
問題認識したら、その問題を解決するためにいろいろ調べたりします。
悩みが大きかったり、複雑だとこの段階でいろんなことを調べます。
さっきの例だと、
- 中学受験ってそもそもなんでいるの?
- うちの子にもさせたほうがいいの?メリットやデメリットは?
- 実際にさせるとすると、どこの中学がいいの?
- 受かるために何をさせたらいいの?塾?通信教材?家庭教師?親が教える?
3.解決策の検討
で、調べていくと、問題と解決するための選択肢について詳しくなっていきます。
自分なりの判断基準とかもできたりして、どの解決策を選ぼうか、検討を進めるようになります。
さっきの例だと、
- うちの子には、中学受験させたほうがいいかも。
- で、XX中学がいいって思う。
- そのためには、今の学力じゃ足りないから、塾に通わせよう
- どこの塾がいいかな?
- XX中学に強いって噂のYY塾の体験いってみようかな。
- うちの子がよわい算数を補強してくれるZZ塾に行ってみようかな。
4.サービスの購入
検討結果、お金を払ってでもサービスが必要だと判断したら、実際にサービスを購入します。
さっきの例だと、
- 体験よかったし、子供も気に入ってたし。
- ここならXX中学に合格させてくれそうだから、YY塾に通わせよう。
5.サービスのリピート
さらに、サービスに満足していたらついで買いしたり、継続的なサービスだとリピートします。
しかも、口コミが発生する場合もあります。
さっきの例だと、
- YY塾で成績伸びてきた。よかった!
- 先生も、夏期講習にでるともっと伸びるって言ってるし、それも申し込もう。
ブログ集客は、お客さんがこんな感じの行動パターンであなたのサービスを購入するだろう、という仮説を前提に行います。
さて、ブログ集客の全体像を伝える準備ができました
最初にお伝えした通り、ブログ集客っていうのは、お客さんの行動に沿って、ブログっていう媒体を中心に集客して、サービスの購入やリピートにつなげていくってことなんです。
つまり、ブログ集客の全体像はこんな感じになります。
1.「問題認識」の段階のお客さんに対して
ブログを使って問題提起し、お客様候補となる人に問題を認識させる。
この段階の人は、周りの知り合い、テレビ、雑誌、本、などいろんな媒体を通じて問題を認識します。
で、その中の一つに、ブログがあるってイメージ。
さっきの例だと、
「周りの子供が中学受験を考えてると知ったら、少し考えてみましょう。
あなたの子ども、そのまま地元の中学に行かせていいんですか?」
みたいな記事を書くといった感じ。
2.「解決策の調査」の段階のお客さんに対して
ブログを使って、解決策などお客様候補となる人に役立つ記事をバンバン提供していく。
さっきの例だと、
「中学受験をさせたらどうなるの?メリットとデメリットを考えてみた。」
みたいな記事。
実は、ここがブログ集客におけるブログのメインの役割になります。
というのも、何か問題を解決しようとしたら、今はまずネットで検索する人が多い。
その場合、
①google検索→②検索結果のリンクをクリック→③ブログやホームページなんかの情報
の流れで解決策を調査することが多いです。
そうすると、
- 検索した人にとって役立つ記事が載っているブログは、信頼できるプロが書いているブログだと思ってもらえる。
- そんな記事はSNSなどでシェアされて、さらに多くのお客様候補となる人の目に触れていく。
といった「いいサイクル」が回るようになります。
3.「解決策の検討」の段階のお客さんに対して
ブログを使って、検討に必要な情報をバンバン提供していく。
さらに、より役立つ情報などを提供することで、お客様候補となる人の連絡先をゲットしていきます。
さっきの例だと、
「中学受験をさせると決めたあなたのための塾の選び方教えます」
とか。
さらに、
「XX中学に合格したい受験生必見!10年分過去問題から見た合格ノウハウ」
みたいなのがあれば、お客様候補になる人の連絡先もゲットできそう。
※ちなみに、このより役立つ情報は厳密にはCTA(Call To Action)っていって、ブログなどから取得できるリスト取得用の無料プレゼントみたいなものになることが多いです。
ブログ集客での、ブログの役割は大体この辺、見込み客のリスト取得までになります。
この後は、取得したリストに対してメルマガなどでより詳しい検討に必要な情報を提供し、見込み客の「教育」を行うことで、サービスの購入につなげていくわけです。
そしてこの後に行うのが、
4.サービスの購入
ブログやホームページに設置したランディングページと呼ばれる「サービスを購入してもらうためのページ」を使って、サービス購入してもらう。
5.サービスのリピート
サービスを購入した既存客に、
- メルマガなどを使ってついで買いしてもらったり、
- より深いサービスの利用方法などを提供する、
- ファンの方の特別サービスなんかを提供する
ことでサービスそのものやサービスの売り手に愛着を持ってもらう。
まとめると、
お客さんの段階 | 主な媒体 | 提供情報 |
1.問題認識 | ・リアル (知り合い、テレビ、雑誌、本…) ・ブログ |
・問題提起 |
2.解決策の調査 | ・ブログ(メイン) | ・解決策 |
3.解決策の検討 | ・ブログ ・CTA ・メルマガ |
・より詳しい解決策 ・価格など比較検討情報 |
4.サービスの購入 | ランディングページ | ・サービス購入情報(オファー) |
5.リピート | メルマガ | ・使い方のヒント ・特別サービスの提供 |
このように、ブログ集客はブログだけで完結するわけではありません
ブログは、まだ見込み客になってないたくさんのお客様候補の人に広くアプローチして、その人たちを見込み客に変えていき、連絡先のリストを取得するための有効な手段として使うんです。
何か問題を解決しようとして、ネットでググった人が、あなたのブログを見つけて
- なんかいいこと書いてるな。すげー役に立つ。
- ここまで教えてくれるんだ!この人プロだ。
- 考え方が面白い!親近感も持てるし、この人いいかも。
と感じて、ブックマークなんかしてくれて、繰り返しブログを見てくれる。
そして、ある時「これ、スゲーほしい」と思う情報をあなたのブログ上に見つけて、つい思わず自分の連絡先を教えてまでも情報をゲットしちゃう。
そんな感じで、なんだか知らないうちに「お客様候補」→「連絡可能な見込み客」になっちゃった。
後はこのリストを使って、サービス購入やお客様の「ファン」化につなげていく、と。
これが、ブログ集客の全体像になります。
というわけで
あなたがブログで集客したいのであれば、
ブログで集客するっていうのは、
だと知って、
ということを意識したブログ運営をしましょう!
まちがっても、日記みたいなブログを書いて「ブログ集客できない」とか言わないように!
今日はこんなところで。
・ 全体像をもう少し広い視点で書いてます。
ファン客と付き合うと決めたあなたに贈る「ブログ中心のコンテンツマーケティング」の進め方5ステップ
・ ブログ集客するとして、そもそものサービスが「いいサービス」じゃないと意味ないよ、という話。