こんにちは!
女性起業家のためのWebマーケター、榎本です。
クリスマスも終わって、もう年末。
お休みの中、すこし落ち着いた環境の中で、今年のビジネスを振り返ったり、来年の計画を立てる経営者も多いはず。
ということで、今日は小さなビジネスを経営しているあなたにとって
「ビジネスとは何か?」
っていう根本的な問いをテーマにしたいと思います。
というのもコンサルや相談を受けてると、この根本となる大前提を突き詰めて考えたことがなくて、経営判断に迷ったり、次の手に悩んじゃう経営者に結構な確率で出会うんですよね。
特に、起業して1年以内の経営者さん。
例えば、
- 「自分はなぜ起業してビジネスをしてるのか」って深く考えたことがない
- すぐに目につく「売上」ばっかり意識しちゃう。
- お客さんをあんまり意識しない経営になる。
- なかなか売れない。
- 意識してる「売上」そのものが上がらない。
- 「次はどうしたらいいの?」って迷う。
例えば、
- 「自分はなぜ起業してビジネスをしてるのか」って深く考えたことがない
- 「ビジネスはお客様のため!」って全てがお客様優先になっちゃう。
- お客様のためにコストを度外視した過剰なほどのサービスをしちゃう
- 自分の生活が犠牲になってきつい
- 「でも、これからどうしたらいいの?」って迷う。
っていうふうに、
「自分にとってのビジネスとは何か?」
言い換えれば
「自分がビジネスをするのはなぜなのか?」
っていうことが曖昧になった結果、筋の通った経営判断ができなくて迷いまくるケースをよく見ます。
そこで今日は、僕が実際に経営をやってて体感してきた「ビジネスとは何か?」についてお話しようと思います。
もちろん、この問いへの答えは十人十色。
正解なんてあるものじゃないです。
ただ、せっかくの年末年始。
あなたも改めてこの問いを見つめなおしてから、来年に向けたビジネスの進め方を考えてみてはいかがでしょうか?
それではどうぞ。
目次
僕にとっての「ビジネスとは何か?」の答え
僕は、これまでの経営経験や相談を受けた経営者の事例なんかを通じて、小さなビジネスの経営者にとって「理想的なビジネス」とは
余裕をもってビジネスを続けられるだけのお金を稼ぐことができている状態を作った上で
- 売り手側(自分)が幸せになる
- 買い手側(お客様)が幸せになる
- 結果的に世の中のためにもなる
っていう「三方よし」の考え方をバランスよく実現すること
だと実感しています。
もう少し具体的に言うと
- 売り手側(自分)が幸せになる
っていうのは
- 仕事を通じて「ワクワクする」って実感できる状況を実現したり
- 理想の仕事環境をゲットする
ことで、売り手側である自分が幸せになること。
ちなみに、この辺の具体的なやり方を【経営者必見】もう経営判断で迷わない!ビジネスの価値観・仕事環境の明確化2ステップ に書いてみました。ご興味があればぜひ。
- お客様が幸せになる
っていうのは、
- 自分が付き合いたいお客様にとって100%お客様目線で作ったベストなサービスを提供する。
その結果、買い手であるお客様が最高に満足すること。
そして、
- 結果的に世の中のためにもなる
っていうのは、
- そんな売り手や買い手の姿を見た人が、直接的・間接的にいい影響を受ける。
っていうイメージです。
例えば僕が今やってる「コンサルティングサービス」の場合
僕が幸せになるために
- コンサルっていう仕事をやる中で「僕自身が成長してる」と実感できる仕組みを作ったり、お客様からの感謝を実感できる仕組みを作ることで、モチベーションを本当に高いレベルで維持すようにしています。
※分析した結果、僕は、仕事を通じて「自分が成長してる!」って実感するときと、お客様に感謝されたときに一番ワクワクするんです! - さらに、並行して回している教室や協会の仕事を余裕で回せるように労働時間の調整をしたり、
子どもと遊ぶための時間を作ったり、といった環境づくりも強く意識しています。
同時に、お客様が幸せになるために
- 100%お客様目線でサービスを作り、常に仮説検証してリアルなお客様の実態に近づける仕組みを作ってクライアント様にきちんと結果を出してもらい、最高に満足してもらえるようにしています。
結果として、
- クライアント様のお客様が最高に満足できるようになったり、
- 楽しみながら仕事をする僕やクライアント様の姿を見て、励みになる人がでてきたり、
といったような社会的な意義もついてくるわけです。
重要なのは「ちゃんとバランスをとろうぜ」ということ
つまり
- 自分のことだけを考えちゃうと・・・そもそも売れなくなる。
- 「好きなことして食ってこうぜ!」といってうまくいかなくなっちゃうパターンにはまります。
逆に
- お客様のことばっかり考えると・・・ボランティア的になる。
- 自分の生活を犠牲にしてでも、「やりがい」のために人につくしちゃう、的な。
特に怖いのが、耳ざわりのいい「全てはお客様のために」っていう言葉が、自分のサービスに対する自信のなさからくる「こんなんでお金をもらっていいの?」という気持ちの言い訳にされちゃうこと。
こういう「お客様のために」は、小さなビジネスには危険です。
というわけで、
- まずは自分がビジネスに求める環境ややりがいなんかを考える。
- で、「お金」でやりとりするサービスや商品のことは、100%お客様目線で考える。
- この2つが、ちゃんとバランスしてるかを確認してみる。
と、結果として売り手側も買い手側も幸せを感じ、そんな売り手・買い手がたくさんの人によい影響を与える状況になるんじゃないかと思うんです。
僕の場合は、こういう姿を目指して日々の経営判断をしています。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、僕にとっての「ビジネスとは何か?」をお伝えしました。
あなたはどうお考えでしょうか?
よければご意見を聞かせてくださいね!
今日はこんなところで。
それではまた!